

2014年(平成26年)5月2日(金)‐7月27日(日)
本展は、創造的な営みから「時間」を捉え、イマジネーションの扉を開いていこうという試みです。
私たちは、過ぎ去った日・今この瞬間・これから訪れる出来事を、過去・現在・未来と呼んでいます。また、「時が過ぎる」「時間が流れる」と表現するように、時間が一方向に進んでいるという認識を持っているのかもしれません。そして、コントロールのむずかしい時間に対して恐れを抱いたり、一方ではともに生きているという感覚を抱いたりするのではないでしょうか。
本展で紹介する6人のアーティストは、そんな私たちの中にある時間感覚をさまざまな方法や見方で刺激してくれます。
築80年を越えるNO-MAの古い町屋空間で、時間を越えたイマジネーションの旅に出かけましょう。
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16) |
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開館時間 | 11:00〜17:00 |
休館日 | 月曜日休館(ただし祝祭日の場合、翌日休館) |
観覧料 | 一般300円(250円) 高大生250円(200円) ※中学生以下、障害のある方と付添者1名 無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
遠藤一郎 / 椎原 保 / 武友義樹 / 筒井貴希 / 西澤 彰 / 三橋精樹
2021年2月13日(土)~5月30日(日)
現代の情報社会において、私たちの身の回りには、様々な文字とことばが溢れている。街なかの標識・看板から新聞やテレビ・SNSに至るまで人が生きるなかで不可分である文字やことばであるが、そこには単なる情報伝達の手段を超えて、言霊といわれるように、“発し語り記す”人間の思考や感情のみならず魂さえ宿すこともある。
文学に限らず現代美術やアール・ブリュットの表現者においても文字やことばを扱った表現は珍しくない。本展では、“視る読む聴く”をキーワードに、文字とことばの持つメッセージやエネルギー、手書きからデジタルによるタイポグラフィーとしての造形など創造性豊かな作品を幅広く紹介し、日常とアートについて再考するものである。
本展アート・ディレクター、美術家
今井祝雄