

2014年3月1日(土)~23日(日)
揺るぎのない「私の中にしかない私だけの世界」を見る者に気付かせてくれるアール・ブリュットの作家たち。日常生活に密接したかたちで生まれるアール・ブリュットの作品。その魅力は、福祉、医療、美術といった分野の領域を超えて、今、大きな注目を集めています。今展では、開館10年目を迎えるボーダレス・アートミュージアムNO-MAを拠点に、近江八幡の町屋など約8会場にて、35作家、500作品を超える日本のアール・ブリュットの祭典を開催いたします。
また台湾の作品も特別出展し、日本そして台湾のアール・ブリュットを発信します。
【イベント情報など詳細は随時更新していきます。】
※3月15日16日は、近江八幡で「左義長まつり」が行われます。あわせてお楽しみください。詳細は近江八幡観光物産協会のHPへhttp://www.omi8.com/
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16 [旧野間邸])、カネ吉別邸(為心町元)、旧吉田邸(多賀町758)、奥村邸(近江八幡市永原町8)、まちや倶楽部(仲屋町中21)、かわらミュージアム(多賀町738-2)、旧八幡郵便局(仲屋町中8)、尾賀商店(永原町中12) |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 【全館共通パスポート】前売券700円、当日券1000円【一館チケット】300円 ※中学生以下、障害のある方と付添者1名無料 |
本事業は、アール・ブリュットの魅力を国内外に発信することを目的に、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAがアール・ブリュット魅力発信事業実行委員会を設置し、NO-MAを拠点に近江八幡市の町屋など文化資源を活用した「日本のアール・ブリュット展」を開催するほか、大津パルコやアメニティーフォーラム18での展覧会を開催します。※詳細は随時NO-MA ホームページでお知らせします。
プレスリリースはこちらをご覧ください。
https://www.no-ma.jp/filearchives.html
2021年2月13日(土)~5月30日(日)
現代の情報社会において、私たちの身の回りには、様々な文字とことばが溢れている。街なかの標識・看板から新聞やテレビ・SNSに至るまで人が生きるなかで不可分である文字やことばであるが、そこには単なる情報伝達の手段を超えて、言霊といわれるように、“発し語り記す”人間の思考や感情のみならず魂さえ宿すこともある。
文学に限らず現代美術やアール・ブリュットの表現者においても文字やことばを扱った表現は珍しくない。本展では、“視る読む聴く”をキーワードに、文字とことばの持つメッセージやエネルギー、手書きからデジタルによるタイポグラフィーとしての造形など創造性豊かな作品を幅広く紹介し、日常とアートについて再考するものである。
本展アート・ディレクター、美術家
今井祝雄