5月から募集をはじまた「2007ボーダレス・アート企画公募」事業の集大成である展覧会がいよいよ1月12日(土)から開催されます。タイトルは「『近江八幡お茶の間ランド』にちょっと寄ってくれはらへん?…ふつうの町のキュートな日常…」。
近江八幡に暮らす人たちの慎ましやかでキョーレツなパワーを持つ人とNO-MAに再現します。
「暮らすこと」「作ること」「表現すること」の面白さと不思議さに迫ります。
2021年2月13日(土)~5月30日(日)
現代の情報社会において、私たちの身の回りには、様々な文字とことばが溢れている。街なかの標識・看板から新聞やテレビ・SNSに至るまで人が生きるなかで不可分である文字やことばであるが、そこには単なる情報伝達の手段を超えて、言霊といわれるように、“発し語り記す”人間の思考や感情のみならず魂さえ宿すこともある。
文学に限らず現代美術やアール・ブリュットの表現者においても文字やことばを扱った表現は珍しくない。本展では、“視る読む聴く”をキーワードに、文字とことばの持つメッセージやエネルギー、手書きからデジタルによるタイポグラフィーとしての造形など創造性豊かな作品を幅広く紹介し、日常とアートについて再考するものである。
本展アート・ディレクター、美術家
今井祝雄