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【2020年2月7日(金)~9日(日)開催】 バリアフリー映画祭2020

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バリアフリー映画祭2020

目や耳が不自由な人たちが、人生を豊かにする娯楽のひとつである映画の鑑賞に親しめるよう映画のバリアフリー化に取り組み始めて15年が経ちます。

この間UDCastという映画の新しい鑑賞技術を開発し、手持ちのアイフォンやメガネ型端末などを使って、バリアフリー字幕だけでなく多言語字幕や音声ガイドを同期させ提供する仕組みも定着してきました。そして今や、バリアフリー映画は映画の未来型のひとつとして、映画表現をより多面的、立体的に深化させるところまで来ています。映画の誕生からまだ125年しか経っていないその浅い歴史を振り返ってみても、限りない可能性を持ったものが映画だと考えます。

「バリアフリー」は単なる情報保障の方法ではなく、私たちの文化の明日を拓く思想だと思っています。

(映画祭プロデューサー 山上徹二郎)

 

日 時:2019年2月7日(金)~9日(日) ※上映時間は、下記タイムテーブルをご確認ください。
会 場:びわ湖大津プリンスホテル 本館2F 《 比叡 》

料 金:3日間共通パスポート2,000円、単独チケット500円(1作品ずつ、当日限り有効)

    選べる車椅子席、手話通訳(監督トーク時)あります。

 

URL:  https://artbrut-creation-nippon.jp/

 

<タイムテーブル>

2月7日(金)

12:30 -     開場

13:00 – 15:07 『轢き逃げ 最高の最悪な日』上映後 / 水谷 豊 監督トーク



ある地方都市で起きた交通事故。一人の女性が命を落とし、轢き逃げ事件へと変わる。車を運転していた青年・宗方、助手席に乗っていた親友・森田。二人は宗方の結婚式の打合せに急いでいた。婚約者は大手ゼネコン副社長の娘・白河。悲しみにくれる被害者の両親。その事件を担当するベテラン刑事・柳と新米刑事・前田。平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれ、それぞれの人生が複雑に絡み合い、抱える心情が浮き彫りになっていく。その悲劇の先に、彼らは何を見つけられるのか?

監督・脚本:水谷 豊
出演:中山麻聖 石田法嗣 小林涼子 毎熊克哉 水谷豊 檀ふみ 岸部一徳
2019/日本/127分  ©2019映画「轢き逃げ」製作委員会

16:10 – 18:07 『閉鎖病棟-それぞれの朝-』上映後 / 平山秀幸 監督トーク



長野県のとある精神科病院。
死刑執行が失敗し生きながらえた秀丸(笑福亭鶴瓶)。幻聴に悩まされるチュウさん(綾野 剛)。DVが原因で入院する由紀(小松菜奈)。三人は家族や世間から遠ざけられながらも心を通いあわせる。 彼らの日常に影を落とす衝撃的な事件はなぜ起きたのか。それでも「今」を生きていく理由とはなにか。法廷で明かされる真実が、こわれそうな人生を夜明けへと導く―――。

監督・脚本:平山秀幸
出演:笑福亭鶴瓶 綾野剛 小松菜奈
2019/日本/117分©2019「閉鎖病棟」製作委員会 (c)H.Hahakigi/Sncs

21:05 – 22:26 『オキナワへいこう』上映後 / 大西暢夫 監督トーク



精神科の長期入院の患者を抱える大阪の浅香山病院が舞台だ。
何十年と入院し続け、退院の見込みはほとんどない慢性期病棟。そんな中、一人の患者が「沖縄に行きたい」という夢を語ったことがきっかけで、有志の看護師たちが動き始めた。 沖縄旅行は、5人中2人しか実現しなかったが、その些細なきっかけが、精神科病棟に風を吹かせ、患者の生きかたを変えた。

監督・撮影・編集:大西暢夫
2018/日本/81分©大西暢夫/NPO法人kokoima

22:45 – 24:23 『インディペンデントリビング』



物語の舞台は大阪にある自立生活センター。ここは障害当事者が運営をし、日常的に手助けをする人に対して、一人暮らしができるよう支援をしている。映画は、家族との衝突や、ヘルパーをはじめとした人間関係作りなど、課題にぶつかりながらも自立生活を志し、ささやかに、けれども確実に変化していく人々の姿を丁寧に映し出していく。監督は、自らも介助者として働く田中悠輝。

監督:田中悠輝
プロデューサー:鎌仲ひとみ 撮影:辻井潔 岩田まき子 田中悠輝 マット・フィールド
編集・構成:辻井潔 2019/日本/98分  ©ぶんぶんフィルムズ

 

2月8日(土)

9:30 -     開場

10:00 – 11:57 『閉鎖病棟-それぞれの朝-』上映後 / 平山秀幸 監督トーク

12:50 – 14:30 『日日是好日』 上映後 / 大森立嗣 監督トーク



真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。そんな典子は母に勧められて、お茶を習うことになった。二十歳の春だった。それから二十四年。就職の挫折、失恋、大切な人との別れ。いつも側にはお茶があった。五感を使って、全身で、その瞬間を味わった。やがて「日日是好日」という言葉をかみしめていく美しき時の流れ。この映画は、内なる自由と生きる喜び、そして、かけがえのない“今”を描く物語である。

監督・脚本:大森立嗣
原作:森下典子『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫刊)
出演:黒木華 樹木希林 多部未華子 鶴田真由 他
2018/日本/100分 ©2018「日日是好日」製作委員会

15:30 – 17:01 『しがらきから吹いてくる風』 上映後 / 関係者トーク



信楽は狸の焼物で知られる窯業の里。この町を支えるのは、「知恵おくれ」と呼ばれる人びと。彼らは106人、町の全就労者の5%を占めるといわれ、多くは小さな家内製陶所で働く。そんな彼らのほとんどが住む「信楽青年寮」にスタッフが7ヵ月住み込んで、この映画は作られた。彼らが働く世界を決して“能力”や“能率”という視点で視ることはせず、人が人とかかわり一緒に生きている世界を記録した作品である。(1990年の製作当時の表現のままとしています。)

監督:西山正啓
音楽:小室等 製作:山上徹二郎
1990/日本/91分 ©1990シグロ

18:05 – 19:43 『インディペンデントリビング』上映後 / 田中悠輝 監督トーク

20:35 – 22:08 『まひるのほし』 上映後 / 高橋陽子ほかトーク



映画に登場するのは7人のアーティストたち。彼らは知的障害者と呼ばれる人たちでもある。映画製作の状況を佐藤は「撮っていくうちにアートとは何かということがわからなくなってきた。色の洪水や意味不明の土の固まり、落書きやメモ、はてはただの叫び声や沈黙までがアートであるとほんとうに思えてきた」と回想している。「アートとは何か?」と素直に悩み、世間の呪縛から自由になったこのコラージュ映画こそ、まさにアートになった。

監督:佐藤真
撮影監督:田島征三 製作:山上徹二郎 庄幸司郎
出演:舛次崇 西尾繋 伊藤喜彦 他
1998/日本/93分 ©「まひるのほし」製作委員会

22:55 – 24:16 『オキナワへいこう』

 

2月9日(日)

9:30 -     開場

10:00 – 11:34 『若おかみは小学生!』 上映後 / 作品解説



小学6年生のおっこ(関織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館<春の屋>で若おかみ修業をすることに。ライバル旅館の跡取りでクラスメイトの真月から「あなた若おかみじゃなくて、バカおかみなの!?」とからかわれながらも、旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、子鬼の鈴鬼たちに励まされながら、持ち前の明るさと頑張りで、お客をもてなしていく。いろんなお客と触れあっていく内に、旅館の仕事の素晴らしさに気づき少しずつ自信をつけていくおっこだったが。

監督:高坂希太郎
声の出演:小林星蘭 水樹奈々 松田颯水 他
2017/日本/94分 ©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

 

主 催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワーク、障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会

共 催:滋賀県、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟

連 携:厚生労働省

後 援:外務省

お問い合わせ 障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会事務局(社会福祉法人グロー[GLOW])

521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦4837-2

TEL 0748-46-8100  FAX 0748-46-8228

Mail:  kikaku@glow.or.jp

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ご展覧会情報

アール・ブリュット ―交差する物語―

2020年2月22日(土)~5月17日(日)

本展で紹介する6人の作者は、生まれた環境も年齢も制作に向かう動機も異なります。しかし、湧き上がる表現衝動を抱き、6者6様に得た着想を“ありのまま”に表す点で深く共鳴しています。高純度に結晶化されたそれぞれの作品は、まるで彼ら自身を伝える物語のようです。
NO-MAを舞台に、紡がれる6人の物語。作者の眼差しの交差が織りなす展示をお楽しみください。

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