

2016年2月20日(土)~3月21日(月・振休)
滋賀、近江八幡発。街に息づくアール・ブリュットの世界
「アール・ブリュット☆アート☆日本3」は、近江八幡市の歴史ある街並みにたたずむ町屋などある複数の会場で開催します。
三度目となる本展では、日本のアール・ブリュット作品をはじめ、グギング芸術家の家(オーストリア)、メンタルケア美術館(スウェーデン)の協力により、海外のアール・ブリュット作品など約350点を展示します。
また、会場では、10代から70代まで約90名のボランティアスタッフの方々が皆さまをお迎えします。近江八幡の旧市街を舞台とした展覧会をボランティアスタッフや地域の方々と一緒につくりあげます。街に息づくアール・ブリュットの世界を心ゆくまでお楽しみください。
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(近江八幡市永原町上16)、奥村邸(近江八幡市永原町上8)、旧八幡郵便局(近江八幡市仲屋町中8)、旧吉田邸(近江八幡市多賀町758)、カネ吉別邸(近江八幡市為心町元) |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 前売券700円、当日全館共通パスポート1,000円、当日一館チケット300円 |
左より
Augst WALLA(オーガスト・ワラ) 1936-2001
Johann GARBER(ヨハン・ガーバー) 1947-
Johann HAUSER(ヨハン・ハウザー) 1926-1996
Oswald TSCHIRTNER(オスヴァルト・チルトナー) 1920-2007
[グギングの芸術家の家(オーストリア)]※先日開催したアール・ブリュット国際フォーラムの説明文へリンクします。 https://www.no-ma.jp/?p=12697
左より
Elsa GRÜNEWALD(エルサ・グリューネヴァルド) 1907-1988
Herman(ハーマン)
Kaj FRANKLIN(カイ・フランクリン) 1955-1997
Per HJALMAR(ペール・ヤルマール)
[メンタルケア美術館(スウェーデン)] ※3/5のギャラリートークのご案内にリンクします。 https://www.no-ma.jp/?p=13059
左:五十嵐勝美 Katsumi IGARASHI 1951- 山形県在住
右:石野敬祐 Keisuke ISHINO 1987- 鹿児島県在住
左:泉巌 Iwao IZUMI 1934-2013 滋賀県出身
右:岩崎司 Tsukasa IWASAKI 1928-2006 岩手県
左:小幡正雄 Masao OBATA 1943-2010 兵庫県
右:小西節雄 Setsuo KONISHI 1947- 滋賀県在住
左:鈴村勇貴 Yuki SUZUMURA 1986- 愛知県在住
右:曽祇一晃 Kazuaki SOGI 1977- 大阪府在住
左:橋脇健一 Kenichi HASHIWAKI 1952- 兵庫県在住
右:林田嶺一 Reiichi HAYASHIDA 1933- 北海道在住
2021年2月13日(土)~5月30日(日)
現代の情報社会において、私たちの身の回りには、様々な文字とことばが溢れている。街なかの標識・看板から新聞やテレビ・SNSに至るまで人が生きるなかで不可分である文字やことばであるが、そこには単なる情報伝達の手段を超えて、言霊といわれるように、“発し語り記す”人間の思考や感情のみならず魂さえ宿すこともある。
文学に限らず現代美術やアール・ブリュットの表現者においても文字やことばを扱った表現は珍しくない。本展では、“視る読む聴く”をキーワードに、文字とことばの持つメッセージやエネルギー、手書きからデジタルによるタイポグラフィーとしての造形など創造性豊かな作品を幅広く紹介し、日常とアートについて再考するものである。
本展アート・ディレクター、美術家
今井祝雄