NO-MAでは、8月21日(日)まで、国内外で注目を集めている魲万里絵さんの個展、「魲万里絵 遠くて近い私の風景」を開催しています。今回は、一階の展示会場を少しだけ紹介します。
一階のスペースでは、制作の軌跡にフォーカスをあてた展示内容になっています。初期の2007年から、現在までの作品を時系列で紹介した展示空間です。
会場に足を踏み入れると、まず絵の「色の強さ」に驚かれる人も多いのではないでしょうか。暖色系の色味が多い魲さんの作品。本展一階では、展示壁面を反対色である紺色にし、魲作品の持つ発色の鮮やかさを感じてもらえるような空間にしています。さらに、魲さんの特徴として挙げられ …
6月18日(土)から始まります、NO-MAコレクション+新作展 Part2「魲万里絵 遠くて近い私の風景」。
開催初日に作者ご本人をお招きし、制作背景から作品にまつわる日常のエピソードまで幅広くお話しいただきます。
ぜひご参加ください。
オープニングトーク「魲万里絵さんに聞く、紙の上の私の風景」
ゲスト:魲万里絵
聞き手:田端一恵(社会福祉法人グロー[GLOW]法人本部企画事業部 総括)
日 時:6月18日(土)14:00-15:00
会 場:野間清六邸(NO-MA向かい側)
定 員:20名(要予約) 参加費:無料
ご予約は問い合わせフォームからお願いいたします。 …
【6月4日(土)にgraf代表服部滋樹さんの講演会を開催します!】
今週末、いよいよNO-MAコレクション展part1の関連イベント「アール・ブリュットとMUSUBU SHIGA」が開催されます!!
ご登壇いただく服部滋樹さんは、大阪を中心に活動するデザイン集団grafの代表を務められており、
家具やプロダクト、グラフックから食まで、生活空間を総合的にデザインする活動をされています。
また、滋賀の魅力を県外へ、世界へと発信するプロジェクト「MUSUBU SHIGA」では滋賀県のブランディングディレクターとして、デザイナーやアーティストとともに、様々な視点から取材をし発掘(リサーチ) …
6月4日(土)、NO-MAでは、開催中のコレクション展「世界を設計する人」の関連イベントとして、講演会「アール・ブリュットとMUSUBU SHIGA」を開催します。
この講演会では、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開されている会社、grafの代表であり、滋賀県ブランディングプランナーとして活動され、MUSUBU SHIGAに携わっておられる服部滋樹さんをNO-MAにお招きし、滋賀県の文化やアール・ブリュットについて、お話いただきます。
以下、詳細です。
講演会
「アール・ブリュットとMUSUBU SHIGA」 …
さて、6月18日(土)より、NO-MAにて新しい展覧会が始まります。
開催中の「世界を設計する人」のチラシや、NO-MA内で、すでにタイトルと内容は告知しておりましたが、次回展は魲万里絵さんの個展です!
個展「魲 万里絵 遠く近い私の風景」
概要:アール・ブリュットの作り手である魲 万里絵の待望の個展。紙の上に独自の風景を映し出す、魲万里絵の作品を紹介します。初期から現在まで、魲による制作の軌跡を辿ります。
会期:2016年6月18日(土)~8月21日(日)
休館日:月曜日(ただし祝祭日の場合は翌日休館)
さらに、本展関連イベントの第一弾も決定しました。
作 …
現在NO-MAでは、コレクション展「世界を設計する人」を開催しています。
収蔵作品を、「設計」というテーマで切り取る本展では、国内外で活躍中の出展者の古久保憲満さんの作品を展示しています。
「今後このような事がおこるであろう中国のモアイ市」(2011)
古久保さんの絵は、上下左右、四方から描かれ、まるで未知の都市空間のようです。
商業的な看板や車が溢れ、エキゾチックな外国の建物と日本の都市のランドマークが混在していると思ったら、それら全てが軍によって統制されていたりもします。硬質でありながら豪華な世界といえるでしょう。
古久保さんの制作は小学校に通い始めた頃から始まりまし …
NO-MAコレクション展「世界を設計する人」4月29日(金・祝)よりスタートします!
オープニング企画「アール・ブリュットの作り手たち-それぞれの世界の見つめ方-」
「彼らはどのように世界を見つめているのだろう?」作者や関係者によるここでしか聞けない創作秘話をお話しいただきます。
ぜひご参加ください。
話し手:古久保憲満さん(本展出展者)、吉澤従子さん(本展出展者 吉澤健さんのお母様)、はたよしこ氏(NO-MAアートディレクター)
聞き手:横井悠(NO-MA学芸員)
日時:4月30日(土)14:00~15:30
会場:野間清六邸(NO-MA向かい側)
定員:20名( …
近江八幡市の歴史ある街並みにたたずむ町屋など複数の会場で開催している本展覧会は、日本のアール・ブリュット作品をはじめ、グギング芸術家の家(オーストリア)、メンタルケア美術館(スウェーデン)の協力により、海外のアール・ブリュット作品など約350点を展示しています。
会場では、10代から70代まで約90名のボランティアスタッフの方々が皆さまをお迎えし、近江八幡の旧市街を舞台とした展覧会をボランティアスタッフや地域の方々と一緒につくりあげています。
今週末の3月20日(日)には、ボランティアスタッフとNO-MAスタッフが“アール・ブリュット”について語り合う座談会を開催しますが、今日は、来館 …
「アール・ブリュット☆アート☆日本3」出展者 岩崎司さんを紹介します。
岩崎さんは2008年にNO-MAで個展を開催し、2010年にフランス・パリのアル・サン・ピエール美術館の「アール・ブリュット ジャポネ」展にも出展した国内の著名なアール・ブリュット作者のひとりです。
今回は、カネ吉別邸に展示しています。
画像の中の岩崎さんの肖像写真にもありますように、岩崎さんが精神病院に入院されていた当時の部屋の様子を再現しようとした展示になっています。岩崎さんは入院している部屋のベッドの周りを埋め尽くす程の大量の作品を生み出しました。
作品の中には、2008年の個展以来出展される作品も多くあ …
現在開催中の「シガカラー2」展が始まりました。
この展覧会では滋賀県在住の5人の作品を紹介しています。
滋賀県近江八幡市にある旧伴家住宅で、3月21日(月・祝)まで開催しています。入場無料ですので、ぜひたくさんの方にお越しいただきたいと思います。
作品はぜひ会場でご覧いただきたいですが、今日は、ブログで作者の制作背景について少しだけご紹介します。(今回は3人を、次回は2人をご紹介します)
まずは、篠原尚央さん
絵は週に1回、施設が開いている美術活動の時間に描き、陶芸は平日毎日、午前中作るそうです。彼の作品には彼にしか感じ取れないバランスで、「ギリギリ」 …