美術館という枠を飛び出して、この3月まで展開していた3つの展覧会を今年も開催します。
もっとたくさんの人にアール・ブリュットの魅力を届けたい。
あの人たちといっしょに展覧会を作れないかなぁ・・・
あそこはもっとおもしろいことできたよね。
あんなことも、こんなこともできるかも。
もっと心が揺さぶられる展覧会にできるように現在企画立案中です。
こうご期待ください!
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現在開催中のNO-MA企画展「Timeless 感覚は時を越えて」より、出展作家の西澤彰さんの紹介です。
西澤さんの作品は、2階の天井に一面に展示されています。
青空に吸い込まれそうな1騎の飛行機。
どの作品も飛んでいる姿ばかり描かれていますが、それらはさまざまな角度から捉えられています。
空を見上げ飛んでいる飛行機を見ることが、とても楽しかったのかもしれません。
畳の上に寝転がって作品を見ていると、私たちも作家と同じ目線で飛行機を見ていることに気づきます。
2階は、空間全体が1つの作品のようです。
階段を上がり、右手が過去。
西澤さんの作品と筒井さ …
今日は、現在開催中のNO-MA企画展「Timeless 感覚は時を越えて」より、出展作家の筒井貴希さんをご紹介します。
画用紙いっぱいに描かれた看板たち。
暖かな色合いの駅舎。
筒井貴希「無題」(制作年不詳)
筒井さんの作品の世界には、鮮やかな色の看板やお店が連なっています。
彼の作品を見る人は、まるで、自分自身が通りを歩いているような感覚になるかもしれません。
自分自身がその世界・場所にいるように感じるかもしれません。
作品をよく見ると、看板が切り取られていることが分かります。
筒井さんは、町の看板が別のものに掛けかえられたことに気付くやいなや、過去の看板 …
NO-MAの前庭にある松の木から果物が生えてきました。
驚かれたでしょうか。これは、NO-MAで現在開催中の企画展「Timeless 感覚は時を越えて」の出展者、遠藤一郎さんの作品の一部です。
遠藤さんは自身を未来美術家と名乗り、車体に大きく「未来へ」と描かれた愛車兼住居「未来へ号」で全国各地を巡り、行く先々で出会った人々に車体に夢を書いてもらうプロジェクトを展開しています。
本展で遠藤さんは、「未来へ号」の旅のドキュメントや、NO-MAの和の空間にインスピレーションを受け制作された、写真のような新作も発表しています。
NO-MAの2階では、この作品の全貌を近江八幡 …
いよいよ今週の2日(金)から、企画展「Timeless 感覚は時を越えて」が開催されます。
2日(金)18:00~19:30に、ボーダーレス・アートミュージアムNO-MAにてオープニングイベントを行います。
本展を担当した学芸員によるギャラリートーク他、当日来られるアーティストによるトークが行われます。
築80年を越えるNO-MAの古い町屋空間で、6人のアーティストの紹介や開催までのエピソード等をお楽しみ下さい。
2日の夕方から、時間を越えたイマジネーションの旅へ出発しましょう。
予約を受け付け中です。
ご予約・お問い合わせ
NO-MA(0748-36-5 …
5月2日(金)から開催する企画展「Timeless 感覚は時を越えて」の展示設営が始まっています。
創造的な営みから「時間」を捉え、イマジネーションの扉を開いていこうとする本展では、6名のアーティストが、私たちの中にある時間感覚をさまざまな方法や見方で刺激してくれます。
昨日は、椎原 保さんが展覧会の準備にお越しでした。
椎原さんは、展示会場に何度も足を運び、綿密で繊細な試行を重ねて制作をされます。
モノを置いては色々なところから眺め、また別の場所に動かして・・・と繰り返しておられました。
制作と一言にしましたが、これは「日常感覚で感じられることを編集する作業」で、編集される …
いよいよNO-MA企画展が、5月からはじまります。
タイトルは 「Timeless 感覚は時を越えて」
創造的な営みから「時間」を捉え、イマジネーションの扉を開いていこうという試みの展覧会です。
詳しい展覧会情報はこちらからどうぞ。
5月の連休はぜひ、NO-MAでお楽しみください。 …
講演会「新しい美術館のかたち~アール・ブリュット作品を美術館があつかうこと~」
マルティーヌ・リュザルディ(パリ市立アル・サン・ピエール美術館館長)
保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
日時:3月15日(土)13:30~16:00
会場:酒游舘(仲屋町中21)
ゲスト:黃榮村(台湾前文部大臣)
陳翠華(社団法人台湾心身障害芸術発展協会理事長)
嘉田由紀子滋賀県知事
12万人という驚異の観覧者数を記録した、パリ市立アル・サン・ピエール美術館での「アール・ブリュット・ジャポネ」展。本展覧会を自ら企画した館長マルティーヌ・リュザルディ氏が再 …
多くの人に読まれている『アール・ブリュット』の著者ローラン・ダンシャンさん。開館当時からNO-MAを取材する毎日新聞学芸部記者 岸桂子さん。研究者と記者、それぞれの視点から「アール・ブリュット」を語っていただきます。
3月8日(土)
13:00~15:00
酒游舘(近江八幡市仲屋町中21)
入場無料(要申込み 0748-36-5018NO-MAまで)
☆ダンシャンさんは、アール・ブリュット・コレクションの理事も務めるなど、ヨーロッパのアール・ブリュットの研究、紹介に尽力されておられます。ジャン・デュビュッフェに関する著書もあり、豊富な画像資料とともに、ヨーロッパのアール・ブリ …
「アール・ブリュット☆アート☆日本」の会場紹介 Vol.5
今日はかわらミュージアムです。
☆かわらミュージアム(多賀町738-2)☆
展示するアーティスト
王 彦成 Wang Yen Chan
黄 啓禎 Huang Ci Chen
鄭鈴 Cheng Lin
陳立夫 Chen Li Fu
王耀樟 Wang Yao Chang
林伊儷 Lin Yi Li
近江八幡市の瓦工場跡に建てられ、300年以上も続く八幡瓦の歴史を伝える、国内でも珍しい「瓦」のミュージアム。 …