本日、ABC朝日放送「キャスト - CAST-」(16:58~17:53)に古久保憲満さんが出演されますので要必見です。
古久保さんは、細密な描写で喧騒が聴こえてきそうな街の絵たくさん描かれており、過去NO-MAの展覧会にも出展いただいたことがあります。
また、古久保は現在、八日市文化芸術会館で、描き始めた頃から現在にいたるまでの制作を包括した、個展も開催しています。
個展の様子や古久保さん本人のインタビューが放送されます。
NO-MAも少しだけ映りますのでぜひご覧ください。
八日市文化芸術会館での個展「アール・ブリュット 言葉にできない心の表現 古久保憲満の世界」の詳細はこちら …
今年度で4回目の開催となる企画展「シガカラー2018」が、NO-MAの斜め向かいにある町屋「奥村家住宅」にて、20日から開催され、早速多くのご来場をいただいているところです。県内在住5名の作者による157点の作品が展示されているほか、会場内の受付や展示説明は、ご応募いただいたボランティアスタッフの皆様が行っており、魅力溢れる作品世界を味わうことができます。
私は現在、岩手県の社会福祉法人から3ヶ月間、派遣研修という形で障害者芸術活動の各種事業に携わっています。これまで、日中活動事業所の支援員として、作品創作に寄り添う場面は少なくなかったのですが、当時は「筆や紙を手に取ると …
2月9日(金)、びわ湖大津プリンスホテルでは、舞踏家の中嶋夏さんによるワークショップ「心と身体の学級」が開催されます。
http://stage.art-brut.jp/2017/12/29-66a3.html
中嶋さんは知的障害のある方をはじめとしたメンバーとともに、20年以上にわたり、このワークショップを続けられています。また海外でも多数ワークショップを行われています。
知的障害のある方も、ない方も、どなたでも参加できるこのワークショップ。どのようなことをするのか興味のある方もおられると思いますので、担当者が、東京都・杉並区にある施設で毎月行われているワークショップに参加した …
明日から企画展「シガカラー2018」がNO-MAの斜め向かいにある町家、「奥村家住宅」で開催されます。
昨日までの二日間で作品展示作業をして、県内の5名の作者による作品約150点を趣きある町屋の空間に展示してきました。
これは小堀拓恭さんの作品展示風景です。
本展は、2014年度から「シガカラー」という名前で開催しているもので、今年で4回目となります。
この企画展の特徴は、外部の委員が作品の調査をして、展示構成を決めるというところです。
作品と展示構成、そして作品の横に並ぶ作者紹介文とともにお楽しみいただきたいです。
詳しくはこちらです
会期:2018 …
アール・ブリュットインフォメーションサポートセンターが開催する研修プログラムのご案内です。
“さまざまな打楽器を演奏しよう”
今回の研修の舞台となる大津市立やまびこ総合支援センターの音楽ワークショップでは、障害のある人、プロの演奏者、支援者が参加し、打楽器を中心とした即興演奏を行っています。さらに、メンバーたちは、「大津ワークショップグループ」という名前で、栗東芸術文化会館さきらにて開催される糸賀一雄記念賞音楽祭にも出演するなど、ステージでも活動を発表してきました。
様々な楽器を手にしたワークショップのメンバーたちは思うがままに音を奏でていきます。そこには楽譜はありま …
現在開催中のing展の後期出展作者のご紹介です。
また、19日にNO-MAと21日開催のオープンアトリエ「ごちゃまぜワークショップ」で行われるライブペインティングについてお知らせします。
前田顕信(にっこり作業所)
NO-MAのライブラリーコーナー。土台の上に貼られた大きな白い紙。
「顕信くん、描いて」
そうお願いすると、彼は握りしめた油性ペンを躊躇なく白い紙面に走らせていった。
ひと筆書きで仕上がるアニメキャラクターたちは、あっという間に紙を埋め尽くしていく。
迷いないそのペンの筆跡は強く、潔い。
すべての紙面を埋め尽くしたあと、彼は告げる。
「できた!」
高ら …
2月9日(金)から、びわ湖大津プリンスホテルで開催する展覧会「共融地点 日本と中国のアール・ブリュット」。
本日は、出展者である川上建次さんの作品をお預かりするため、三重県松阪市にあるまつさかチャレンジドプレイス希望の園へ。
画面いっぱいにのびのびと、そしてダイナミックに描くのが川上さんの作品の特徴です。
日々の暮らしの中で感じた出来事などが川上さん節で描かれるのですが、作品をみていると線・形・色がこれでもかというくらい、いきいきしていて本当に圧倒されます。
記念写真にもこころよく応じていただきました。
川上さん、希望の園のみなさん、本当にありがとうございます。
大切に展 …
2月3日(土)より開催されるキュレーター公募企画展「アール・ブリュット 動く壁画」展のオープニングに併せ、トークイベントを開催します。
ゲストに現代美術家の束芋氏をお迎えし、本展の共同キュレーターである辻智彦氏とのトークをお届けします。
束芋プロフィール
1999年京都造形芸術大学卒業制作としてアニメーションを用いたインスタレーション作品「にっぽんの台所」を発表、同作品でキリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞受賞。以後2001年第1回横浜トリエンナーレを皮切りに、2011年には第54回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される等、数々の国際展に出品。近年は舞台 …
現在開催中のing展の後期出展作者であり、21日開催のオープンアトリエ「ごちゃまぜワークショップ」の出演者についてご紹介します。
山中俊雄(救護施設ひのたに園)
カラフルな彩色は、絵の具ではない。穴あけパンチで穴をあけると同時に、丸い紙ができあがる。
彼の画材はその“マルポチ”である。
ひとつひとつを貼りつける途方もない作業。段ボールの土台が色鮮やかなマルで埋め尽くされてゆくと、くっきりとモチーフが姿を現す。
図鑑を見るわけでもなく頭の中のイメージから浮かんだ「白頭の鷲」、ショーを見て思いついた「赤いドレスの女性」。
穴をあけた後の色紙は、作品の裏面や周辺、幕のような覆 …
「障害者芸術文化活動普及支援事業」
少し難しい言葉に感じるかもしれませんが、今日は国の取り組みとして始まっているこちらの事業について、滋賀での取り組みを含めてご紹介します。
今年度、「障害者芸術文化活動普及支援事業」が全国22都道府県、23団体によって取り組まれています。
この事業は障害のある人や障害のある人たちの芸術文化活動(美術、音楽、ダンスなど)を支援する人たちを支える取り組みを全国に普及することを目的としています。
平成29年度は全国22都道府県に「障害者芸術文化活動普及支援センター」が設置され、著作権保護や美術•舞台芸術に関する相談対応や研修の開催などを行っています。 …