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Jul

06

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第六話】

毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。今回は公開が1日遅れ本日となってしまいました。お詫びいたします。

第六話は、夫・数男さんとの結婚式のお話しです。
数男さんの母親の「お正月を二人で迎えさしたい。」の発言に、当時の背景や状況が表れていると思います。
仲さんの思い出日記には、オーラル・ヒストリーのような性格があると改めて思いました。





—–“思い出日記”の文章—–
昭和十六年十二月八日、アメリカの真珠湾をきしゅう攻撃した。
年越しに結婚する事になってたのに、仲のお母さんが、「お正月を二人で迎えさしたい。」ゆわはって、急に、十二月二十四になった。
いつ、アメリカが、仕返しに攻めてくるか判らへん。電気のあかりが、外にもれん様に、窓に黒いカーテン。電燈に長い布。三、三、九度のお酒があらへん。
勇三郎のお兄さんが「きぶどう酒」を探してきゃはった。お寿司も何処からか。」
そして、食料品は、皆、配給。
切符が無かったら何も買えへん。
お砂糖なんか、片手の手の平に少し。
衣料品も、切符が無かったら何にも買えへん。赤ちゃんの粉ミルクも配給。どの赤ちゃんもお乳が足らんから「ガリガリ」お米を炊いて、「おもゆ」を作る。おかゆさんの量をふやす為に、さつま芋、野原でたべられそうな草を摘んできて量をふやす。
—————————————-

“すみばあちゃんの思い出日記”は毎週木曜日にアップいたします。お楽しみに。

NO-MA企画展「GIRLS 毎日を絵にした少女たち」
の詳細は下記URLからご覧ください。
→ http://www.no-ma.jp/?p=16606

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