ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」12月第4週 「第12回滋賀県施設合同企画展…ing障害のある人の進行形」現地リポート

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今週は、現在NO-MAで開催中の「第12回滋賀県施設合同企画展」前期展示の出展者のお一人の制作現場からのリポートです。通称、ing展と呼ばれるこの展覧会。今年度は初めて特別支援学校2校からの参加がありましたが、そのうちの1校、滋賀県立三雲養護学校に羽賀詢さんを訪ねて行ってきました。

ラジオglowでも特別支援学校に訪れるのは初めてです。
取材に訪れたのは、冬休み直前の終業式。羽賀さん(普段は「詢君」と呼ばれているということで、放送では詢君と呼んでいます)は教室で待っていますとのことで、担任の村尾先生の案内で広い校舎を歩いていると、終業式が行われる体育館脇に差し掛かったところ、羽賀さんは他の生徒さんと一緒に体育館前に待機していました。「ラジオの取材だから教室に行こう」と村尾先生のひと声。動かない羽賀さん。
‘終業式は繰り返し行われてきた行事だから、他の生徒と一緒に移動するのは当たり前だし、ラジオ取材と事前に言われても、それは想像がつかないことだよな…’と思いながらリポーターの私も羽賀さんにご挨拶。他のみんなと一緒に一旦体育館に入ったら切り替えられるのかもしれないと、初対面ながらそんなことを感じつつ、村尾先生と一緒に待ちながら、次々と式のために来る生徒さんや先生に挨拶を繰り返していました。
そうしているうちに、体育館の鍵が開き、生徒のみなさんが中に入り始めると羽賀さんはおもむろに立ち上がり、村尾先生と肩を組み組み教室へ戻っていきました。私も、番組ディレクターも迷わないようにと必死で後を追いかけました。



羽賀詢さん(左) 村尾敏則先生(右)

そんな風にして始まった、今回の取材。教室についた羽賀さんは、村尾先生から紙とマーカーペンの提供を受けると、早速制作を始められました。その脇でラジオのインタビューを開始したのですが、最後まで取材に対応してくれました。初対面の人と、マイクが向けられるというシチュエーションは、羽賀さんにとっても緊張であり、不安でもあったと思うのですが、安心する存在の村尾先生がそばにいてくれたことも大きいのでしょう。
動物が好きとのことだったので、どの動物が一番好きか聞いてみたのですが、出会って間もない私では上手に聞くことができませんでした。



取材中に描き上げた作品

綺麗な線で、迷うことなくスルスルと描き上げられたこの作品。
なぜ、ロバのとなりに歯ブラシなのか。その謎を解きたくて色んな人に聞いてみているのですが、まだ解決していません。
取材を終え、一旦教室を出た後に忘れ物をして戻ると、終業式から戻っていた別の先生が「さっき、詢君が、『インタ、ビュー、した』と喋ってましたよ」と教えてくれました。最後に、伝わっていた嬉しさに包まれた今回の取材でした。


放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次週は、アサダパーソナリティーと田端現地リポーターによる新年あけましておめでとうトークです。
1月1日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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