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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」9月第2週「アール・ブリュットとMUSUBU SHIGA」服部滋樹さん前編

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今週から2週にわたって、graf代表、クリエイティブディレクターで滋賀県ブランディングディレクターも務めていらっしゃる服部滋樹さんをゲストにお迎えします。
服部さんは、「暮らしのための構造」を考えてものづくりをするクリエイティブ集団“graf”の代表としてご活躍されています。2014年からは滋賀県ブランディングディレクターに就任。MUSUBU SHIGAとして発信されています。服部さんの視点から、滋賀県の文化やアール・ブリュットがどのように見えるのか、お話を伺います。


アサダパーソナリティ(左) 服部滋樹さん(右) 

まず、grafとは何をやっているクリエイティブ集団なのか。6人の仲間でスタートしたそうです。家具、空間、グラフィック、プロダクトデザイン、アートから食まで、それぞれの専門分野を生かして「暮らしの構造をつくる」をコンセプトに立ち上げられました。当初、中之島公会堂のエントランスに集まり、未来を語るミーティングを繰り返し「ゆくゆくこの島動かしたいな」等と語り合っていたとのこと。設計もデザインも、家具作りも、レストランも、あらゆることを体験してもらおうと2001年から中之島に拠点を構えます。grafのように「ものづくり」をしながら「ことづくり」をしているところは当時なかったそうです。
graf のものは、80%の完成度と言っているとのこと。完成度に隙間を用意し、使い手に新たな発見をしてもらい、使うことでそもそもあったものに加えて120%の完成度にしていってもらいたいとの思いがあるそうです。


デザイナーは形作りだけでなく、仕組みづくりというアウトプットの部分までも担う必要があると考えているそうです。淡路島や小豆島で、デザインが問題解決の方法になるということに気づいた人たちとプロジェクトに取り組んでいます。
淡路島は資源がたくさんあるけど、仕事がない。そこで仕事作りをデザインするということに取り組んだそうです。具体的には、農の新しい仕事づくりや水産加工の新たな形、農家民宿の作り方講座などを展開。
小豆島をデザインの目線でリサーチすると、アウトプットとしては新しいお土産が出来ていたりする。その中で、埋もれていた昔話を四コマ漫画にしたそうです。デザインで新しい可視化をして、アウトプットする。言い換えれば発見し、再編集する。20%の余白を残しつつ、そこは住民が作り直し、組み上げていくということをしているそうです。
そして、昨年度からは滋賀のブランディングディレクターとして活躍されています。もともと滋賀とは農家の方の6次産業化をお手伝いする等で長く関わってきたのだそうです。逆にマルシェの手伝いを滋賀の人たちにお願いするということもされてきたそうです。
滋賀をブランディングするにあたり、今までは琵琶湖をブランドするということが多かったが、そうではないやり方を考えたそうです。琵琶湖の周辺の人たちをつなげることで琵琶湖が浮かび上がり、この土地を明かすことができるのではないかと。こうやってMUSUBU SHIGAはスタートしていきます。


放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次週も引き続き服部滋樹さんにお話しを伺います。9月18日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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