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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」6月 講演会収録 「山口晃さん(with はたよしこさん)講演会 収録」後編

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展覧会「鳥の目から世界を見る」展の関連イベント、山口晃さんの講演会の収録、後編をお送りします。

5月30日(土)に行われた講演会には、100名を超える方がいらっしゃいました。
関東や中国地方からお越しくださった方もおり、山口さんの魅力をお客様からお聞きしたり、とても印象的な一日になりました。


山口さんの話に耳を傾けるたくさんのお客様


さて、今日の放送では、まずは子どもの絵についてのお話しをしてくださっています。子どもは迷わないのですと語る山口さん。「色を塗る」という行為からも、大人と子どもの違いが表れるそうです。一色一色、色が混ざらないようにと筆を洗う私たち大人に対して、躊躇なく異なる色をどんどん塗り重ねていく子どもたち。そこには、ビビットな色がそのまま残っていて、山口さんは、色と色が呼び合っているように感じるといいます。

私たちは成長していく過程で、目の前にあるものを、かつて自分が見ていたものとは違う見方をしていくようになります。このことはつまり、私たちが客観性を持つようになり、自身を多層化していくことなのだそうです。全くの主観で見ている<私>と、それをおかしいと思う<私>がいること。こうした過程を、山口さんは「逡巡する」という言葉で言いあらわしています。逡巡することは、必ずしも悪いことではないのだけれども、それでもやはり子どもは自足している部分があり、完全性があるのだそうです。
大人や大人になる途中の私たちが、学問や修行をすることは、もしかすると社会性を獲得した故に無くしていった完全性に、再び近づこうとしているからではないか。放送では述べられていませんが、講演会第二部のはたよしこさんとの対談では、アール・ブリュットの作者は、この完全性を持っていると思うと、山口さんは仰っていました。放送ではこの後も色々な話が続きます。横道にそれていく独特の語り口も健在です。

そして、ぜひラジオ放送の後は、展覧会にもお出かけください。
明日27日(土)13:30~は、学芸員によるギャラリートークも行います。
「鳥の目から世界を見る」展の案内はこちら

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次回は、「音遊びの会」代表沼田里衣さんをゲストにお迎えします。7月3日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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