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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」6月講演会収録 「山口晃さん(with はたよしこさん)講演会 収録」前編

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現在、NO-MAで開催中の展覧会「鳥の目から世界を見る」展の関連イベント、山口晃さんの講演会の収録をお送りします。山口さんは、本展の出展者であり、5月まで開催された個展「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)では、テレビ番組でも特集されるなど、多くの方が山口さんワールドに引き込まれ、魅了されました。

今展は、「俯瞰図」「鳥瞰図」をテーマにしています。山口さんは、時空が混在し、古今東西の様々な事象や風俗が描き込まれた都市鳥瞰図・合戦図などを描かれています。本展で展示している作品《百貨店圖 日本橋三越》は、デパートの中にどんな人たちがいて、何をしているのかがつぶさにわかるのですが、一人ずつ見ていくと、フォークとナイフで食事をする現代人がいるレストランの厨房では、烏帽子に狩衣の男性が調理をしていたり、牛車の近くには、白いドレスを身にまとった金髪の女性がいたりと、現実と非現実、今と昔が混在した世界が広がっています。



山口晃《百貨店圖 日本橋三越》 2011 635×880mm
Inkjet Print ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery


さて、そんなユーモラスな世界を描く山口さんの講演会は、ご自身の制作についてのお話しを中心にしていただきました。作品のユーモラスさがそのまま講演でも発揮され、笑いの絶えない講演となりました。


絵を描きながら講演する山口さん

「いくつになっても褒められるのは嬉しいものです。小さい頃は少しのことでも褒められて、そういうことって大事ですよね。」と語る山口さん。山口さんが小学生だった頃、学校から帰ると、お手伝いや宿題もそこそこに、広告の裏紙に絵を描いていたそうです。ご両親がみかねてお絵かき帳を買ってくださったそうですが、それには描く気がしないという、あまのじゃくな一面を発揮しつつも、山口さんの生活の中には「絵を描くこと」が身近なこととしてあったようです。床に寝転がり、おやつを食べながら、裏紙に思うままに描いていく、これが一番気楽でよかったと振り返ります。
小さいころから妄想癖も存分に発揮されておられたようです。学校でも、めくるめく妄想の世界から、はっと現実に戻ると、授業がある程度進んでいるという現象がしばしば起こっていたとか。もしかすると、今描いておられる作品のような世界が広がっていたのかもしれません。

こうして小学生を過ごした山口少年は、果たして、その後どんな中学、高校生活を送るのでしょうか。

放送では、このほかにもアール・ブリュット(アウトサイダー・アート)という意味を、画家である山口さんならではの視点で捉えてくださっています。また、奥様との日常のやり取りなど、「ああ、あるある。」と思わず相槌を打つ方もいらっしゃるかもしれません。今日の放送を、どうぞお楽しみに。

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次回も引き続き、講演収録の後半を放送します。6月26日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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