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ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」「青柳文化庁長官 特別インタビュー」

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2月6~8日に滋賀県の大津プリンスホテルで開催された、地域福祉と文化の祭典「アメニティフォーラム19」。障害のある人の地域での暮らしについて様々な立場の人たちが語り合うフォーラムのほか、アール・ブリュット展や、バリアフリー映画祭等多彩なプログラムが特徴です。このフォーラムで7日にご講演をされた文化庁長官青柳正規さんに、会場でインタビューをいたしました。様々な文化政策を司り、アール・ブリュットにも強い関心を寄せてくださっている青柳長官に、展覧会の率直な感想や、2017年に開催予定のフランスナント市とのアール・ブリュットを始めとした文化芸術による国際交流事業について、そして「アール・ブリュット」だからこそ築ける価値観について、見解を伺いました。

青柳正規文化庁長官

今回の展覧会には、昨年秋に行われたアール・ブリュット作品全国公募の入選作品の一部も展示されました。この作品公募ということについて、「アール・ブリュットの作者は、作品の中に自分を見出していこうという人、自分の時間を使うための表現という人が多いと思うが、他の作品と触れ合うことで、創作活動に社会性を帯びることになる。このことは連携、絆になっていく。公募を通じて少しでも絆が出来れば、本人にとっても、私たちにとっても良いことだと思う」とおっしゃいました。

また、アメニティーフォーラムの期間中に速報として紹介された、2017年にフランスナント市との芸術文化交流事業(※)がもたらす意義についてお聞きすると、「ナントという文化で街おこしをしたトップランナーとアール・ブリュットを軸にしながら繋がることによって、世界のアール・ブリュットを構築することに貢献すると思われる」とお答えいただきました。

また、アール・ブリュットだからこそ築くことができる価値観はあるでしょうかとの問いに、「現在の世の中のシステムや組織は、多数の人間を前提に作られている。そのため、アール・ブリュットの作者のような少数側の人たちにとっては住みにくい、やりにくい状況になっている。アール・ブリュットというキーワード、共通の価値観を持つことによって、少数の方々にとっても住みやすいシステムが少しでも拡大していくことになる。これを進めるために、国際的な提携やアール・ブリュットというどこにでも通じる言葉を使っていく必要がある」とご教示いただきました。

※2017年フランスナント市との芸術文化交流事業
日本のアール・ブリュット展や、プロの音楽家、ダンサーと障害のある表現者によるパフォーミングアーツの発表、東京オリンピックパラリンピックのPR等をナント市で実施するもの。先端的芸術を世界に発信する「フランス文化省国立リュ・ユニック」、音楽の祭典ラ・フォル・ジュルネ発祥の「ナント市立イベントセンター シテ・デ・コングレ」両館のディレクターと全国手をつなぐ育成会連合会田中統括、社会福祉法人グロー(GLOW)北岡理事長との間で2015年1月30日に基本合意された。


放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。
(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次週は、現在開催中の「アール・ブリュット☆アート☆日本2」展の現地リポートです。2月27日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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