ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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ブログ

Jul

19

エッセイシリーズ「忘れようとしても思い出せない」その2 作者紹介「齋藤勝利」

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現在、NO-MAで開催中の展覧会「忘れようとしても思い出せない」に合わせて、担当学芸員のエッセイを連載します。既に展覧会にご来場の方も、まだの方も、本展の見どころや裏話をご紹介する記事をお楽しみに。

その2 作者紹介「齋藤勝利」

 “ヴィデオメモリー”



NO-MA一階の前庭側に展示しているのは、山形県の齋藤勝利さんの作品です。
齋藤さんは生まれつき耳が聴こえず、聾学校に通っていました。遠足などでバスに乗った時、風景がよく見える席は、彼の特等席となっていたそうです。そこで彼は窓から目の当たりにした風景をスケッチブックに描いてきました。連なる山々や、走る路面、行きかう自 …

Jul

02

エッセイシリーズ「忘れようとしても思い出せない」その1タイトルについて

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現在、NO-MAで開催中の展覧会「忘れようとしても思い出せない」に合わせて、担当学芸員のエッセイを連載します。既に展覧会にご来場の方も、まだの方も、本展の見どころや裏話をご紹介する記事をお楽しみに。

その1「忘れようとしても思い出せない」というタイトルについて



本展タイトルの「忘れようとしても思い出せない」という言葉は、もともと夫婦漫才師「唄子・啓助」の鳳啓助のジョークの1つでした。赤塚不二夫もこれを気に入り、バカボンのパパのギャグとして用いています。
この言葉をはじめて知ったとき、不思議と切ない気持ちになりました。なにかとても大切なものがあるのだけれど、それにはもう手が …